環境
macのバージョンはMac OS X バージョン10.4.11、VMware Fusion2.0.2を使って、Debianをインストールする。
vmware fusionは購入するしかないとして、debianのインストールCDのイメージは、http://www.debian.org/CD/netinst/から入手。僕は”「安定版 (stable)」リリースの公式な名刺サイズ CD のイメージ”というところから、debian-501-i386-businesscard.isoを入手した。
- ファイルをダウンロードして、VMWare Fusionを起動。メニューバー「新規」を選択して、「ディスクを使用せずに続行」をクリック。
- 「オペレーティングシステムのインストールディスクを使用」を選択して先ほどDLしたisoファイルを選択し、「続ける」をクリック
- オペレーティングシステムは「Linux」、
- バージョンは「その他のLinux2.6.xカーネル」を選択して、「続ける」
- 「設定のカスタマイズ」をクリックする。
- 適当な名前を指定する(debianにしておいた)
ネットワークとかデバイスとかRAMとかの設定画面が現れる
ネットワークは「ブリッジ」にしておく(Debianのインストール時にLAN内のIPなどを設定する)、RAMは512MB、ディスクは20GBを確保(もしかするとこれくらい確保しないとインストールがうまく行かない、、、かも)、他はとりあえずそのまま
「仮想マシンのライブラリ」ウインドウに戻って、「debian」を起動、するとDebianのインストーラーが走り出す
グラフィックインストールにするかとか、選択肢があるが、デフォルトのまま「Install」を選択
Choose Language画面では、Japaneseを選択
キーボード配置の選択画面では「日本(106キー)」を選択
そのうちDHCPでネットワークを選択しています、というダイアログとともに作業が進行する。僕の自宅のLANはDHCPを運用していないので、「ネットワークの設定に失敗しました」となる。そのまま続けて手動にてネットワークの設定を行う
IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、ネームサーバーアドレスを設定する
ホスト名はdebianにする(デフォルトがそうだった)
ドメイン名は空欄のまま
Debianアーカイブミラーはデフォルトのまま「日本」ー「ftp.jp.debian.org」
プロキシは空欄
パーティショニング・・・ディスク全体、「ディスク全体を使う」、パーティション分割もしない。
すると、ベースシステムのインストールが始まる。ミラーサイトに接続してのインストールなので、時間がかかる場合もあるかも。
インストール作業がスタート、、、いくらか時間がかかって、、、
rootパスワードの設定、、、ユーザーとパスワードのセットアップ、、、適当に行う、
Debianのパッケージ利用調査、、、いいえ、でいいね。。
ソフトウェア選択、、「標準システム」だけにチェックを入れる
GRUBがらみの設定、「はい」のままでいい
。。。というわけで、インストール終了
Debianが起動され、ログインプロンプトが表示される。
これでひとまずDebianのインストールが完了
SSHのインストール
vmwareのコンソール画面だと、日本語の表示で化ける。。。すでにDebianはUTF-8に設定されてインストールされているので。別にきにしない。
まずはaptでsshをインストールして、Macからssh接続して利用できるようにする。
というわけで、まずはvmwareのコンソールからrootでログインする。
# apt-get update # apt-get install ssh (文字化けはしているが、気にしない) # exit
ここで、vmwareのコンソールから離れて、MacのiTermもしくはターミナルなどから、vmware のdebianに接続する(以後の作業はssh接続にて作業)、ひとまずはrootで接続する。
gcc 、make、ntpを入れる。
#apt-get install gcc #apt-get install make #apt-get install ntp
次、最新版のemacsを入れる
、、の前によくわからないのだが、以下の作業が必要。
# apt-get install libncurses5-dev
これが終わったら、emacsのソース入手&ビルド
# wget ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/GNU/emacs/emacs-23.1.tar.gz (とりあえず’09年10月現在で23.1が最新だった、適宜ver番号を変えてソースを入手するといいよね) # tar zxvf emacs-23.1.tar.gz # cd emacs-23.1 # ./configure --without-x <------このオプション大事!! # make # make install # which emacs <-----インストール成功の確認 /usr/local/bin/emacs # emacs --version <-----インストール成功の確認 GNU Emacs 23.1.1 ....
sudo を入れる
# apt-get install sudo # chmod 0440 /etc/sudoers #emacs /etc/sudoers (ここで、root ALL=(ALL) ALLの下に) showtarow ALL=(ALL) ALL を追加 ここで、exitして、もう一度debianにログイン、sudoの動作を確認 # exit $ sudo apt-get update //sudo の動作確認
次、時刻の設定をする
# dpkg-reconfigure tzdata
PHPのインストール
まずソース入手
# cd ~/src/ # wget http://jp2.php.net/distributions/php-5.3.0.tar.gz # tar zxvf php-5.3.0.tar.gz # cd php-5.3.0 **configure オプションを指定する # emacs config.20091020 <---- 注:僕は日付指定して、後になって参照できるようにします
config.2091020の中身
./configure
Apacheを入れる
# cd ~ # mkdir src # cd src # wget http://ftp.riken.jp/net/apache/httpd/httpd-2.0.63.tar.gz # tar zxvf httpd-2.0.63.tar.gz # cd httpd-2.0.63 # ./configure --enable-mods-shared=all # make # sudo make install (インストール完了の確認) # /usr/local/apache2/bin/httpd -v Server version: Apache/2.0.63 Server built: Oct 5 2009 11:11:28 (コンパイル済みモジュールの確認) # /usr/local/apache2/bin/httpd -l Compiled in modules: core.c prefork.c http_core.c mod_so.c <----- enable-mods-shared=all にしたのでこうなる (Apacheの実行ユーザーの作成) # sudo addgroup --system apache # sudo adduser --system --no-create-home --ingroup apache apache (開発用ディレクトリの作成) # mkdir ~/www # echo "hogehoge" > ~/www/index.html <----動作確認用 (confファイルの編集) # sudo emacs /usr/local/apache2/conf/httpd.conf 〜〜〜〜〜〜(中略)〜〜〜〜〜〜 (実行ユーザーの指定) User apache Group apache 〜〜〜〜〜〜(中略)〜〜〜〜〜〜 (開発用ディレクトリをVirtualHostで指定) NameVirtualHost *:80 <VirtualHost *:80> DocumentRoot /home/showtarow/www </VirtualHost> 〜〜〜〜〜〜(中略)〜〜〜〜〜〜 # /usr/local/apache/bin/apachectl start ブラウザからアクセスすると先ほどの"hogehoge"が表示される